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    WINDOW / Drop’s

    オーバー・フェンス / 山下敦弘


    ★★★★

    原作者・佐藤泰志を感じる良い映画。蒼井優の見事な演技。しかし、映画から離れるが、こんな救いのある小説を書きながら、彼が結局は自殺したことを思うと、きつい気分になる。

    カテゴリー:映像

    風切羽 / 小澤雅人


    ★★★★

    母(母は増殖する。母の行動をなぞる姉、母の身体(強調される胸、生理)に近づく自分)=自分から逃げる(街の多くの人間に知られている)女と自分を探す(街の人間は誰も知らない)男が夜の街を自転車二人乗りで走る。そして最後には父親を殺す。フラッシュバックとして描かれる幼少時代の虐待や施設のシビアな人間関係はキツく、街の明かりの描写(立ち並ぶマンションの窓の明かり、自分はそのどれかであってもいいはずなのに……と私自身も抱いたことのあるあの感情)や二人の会話はエモく、なかなか良い映画なのだが、終わり方はふーんという感じ。

    カテゴリー:映像

    百万円と苦虫女 / タナダユキ

    断片的なものの社会学 / 岸政彦


    ★★★★

    社会学ではなく、社会学についての本という印象。社会学というものには冷たいといったイメージを持っていたが、そして実際に冷たい(本書の言葉では「暴力」か)のだが、その芯にある人間性を感じさせる本。「セクハラヤジ」を受けた女性議員のかすかな「笑い」への鋭く暖かな視線は特に印象的。しかし、ただの良い本、でもある。

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    書くことについて / スティーブン・キング, 田村義進訳


    ★★★★

    村上春樹の元ネタの一つ(?)。推敲の例がすばらしい。長い。

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    路面電車 / クロード・シモン,平岡篤頼訳

    挟み撃ち / 後藤明生


    ★★★★

    物語でなく細部で読ませるおもしろさ。そし最後の段落が見事、見事な構成で、感動的でさえある。

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    渋谷 / 藤原新也

    2つ目の窓 / 河瀨直美


    ★★★★

    脱童貞物語、もとい、直球の(陳腐な?)成長物語。奄美の人々は大人に、東京の人々は幼稚に見えるのだが(東京から来たマザコン童貞、虹郎=界人。それに比べて奄美出身の吉永淳=杏子「セックスしよ」)、もう東京を舞台にこのような物語は作れないのかもしれない。村上虹郎の演技は相変わらずきついのだが、マザコン童貞という役を考えると良い演技なのかも? 吉永淳はナチュラルで大変良いが、役として普通の女子高生のはずなのに歌が上手すぎて引く。映像はとても美しい。そしてヒロインの母親の臨終、奄美方言の歌と踊りに号泣……。

    カテゴリー:映像

    moi -モア- / 石原さとみ, 大橋仁撮影


    ★★★★

    飛行機内の石原さとみ、喫茶店の石原さとみ等々、どこか日常的な感じがして、なかなか良い(無論水着なんて非日常的なものは着ていない)。切実なのかどうかは知らないが、大量生産的なポエムには苦笑。

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    サザーン・リーチ三部作 / ジェフ・ヴァンダミア

    ★★★★

    描写に歩くことやドライブや自然への愛が感じられて良い(奥さんへの愛……は感じすぎか)。最初はけっこう怖くて良いのだが慣れてくると飽きる感じはある。しかし読ませる。

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    ムーミン谷の彗星 / トーベ・ヤンソン, 下村隆一


    ★★★★

    終末の描写は90年代にも通じるものがある。インテリがたくさん出てきておもしろい。おそろしいものを前にして右往左往したり諦観に沈んだりするインテリや活動家と、見ようとしない女の子といったどこか寓意的なキャラクター設定が大人にもおもしろい。一方で暗闇や宇宙や洞窟、家や両親などの描写は、こどもの頃に抱いていたイメージを思い出させ(本当に「思い出し」ているのかは疑問だが)、やはりこどもにも響く物語なのだろうと感じさせる。基本的に良い訳だという気がするが、ちょっと訳のままだと意味のわからないところもあるような。

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    道 / フェデリコ・フェリーニ

    旅少女 / 荒木経惟


    ★★★★

    写真もさることながら、付されているショートストーリーにまた味がある。

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    ジ、エクストリーム、スキヤキ / 前田司郎


    ★★★★

    やりすぎなまでの青春映画。井浦新・窪塚洋介・市川実日子・倉科カナ、良い俳優である。感情の機微の描き方が見事。忘れえぬ「人生みたいじゃん」。

    カテゴリー:映像

    雪 / オルハン・パムク

    ほぼ日手帳2016 WEEKS 岡崎京子・リバーズ・エッジ


    ★★★★

    オーソドックスなウィークリー手帳、だが、岡崎京子の表紙や糸井重里の言葉が頻繁に開かせてくれる。

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    切りとれ、あの祈る手を / 佐々木中


    ★★★★

    熱い(熱すぎる?)本。「友の足音」としての文学というのはかっこいい(ベンヤミンなのだけれども)。孕むこと=概念とかも(ニーチェなのだけれども)。

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    ユリイカ / 青山真治


    ★★★★

    登場人物の思想や傷はやや、といった感じ。しかし、音や小物の使い方、俳優の表情や仕草といった映像表面の美しさ。幼き宮崎あおいの悪魔的な美しさ……。

    カテゴリー:映像

    渡辺麻友写真集『まゆゆ』 / 渡辺達生

    打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? / 岩井俊二

    こわれた箱にりなっくす / 後藤まりこ

    わが母の記 / 原田眞人

    赤落+3 / 鬼一家

    クリュセの魚 / 東浩紀


    ★★★★
    こういう美少女に抵抗感を覚えるようになってしまった。しかし書いてることはかっこいい。届かないことで届き続けるメッセージ。

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